スポーツ眼科
index-page へ戻ります。メガネとコンタクトレンズについて子どもの目についてのページです。このページです。質問やメッセージを書き込んでください。著書や参考文献の紹介です。

スポーツ選手のパフォーマンスアップに必要なのば、適正な視カです。
テニスというドラマ
スポーツにおける目の重要性とは?
眼科メディカルチェックの必要性について
スポーツ現場への提案

index_pageへ戻ります。

メガネとコンタクトレンズについて

子どもの目についてのページです。

このページです。

質問やメッセージを書き込んでください。

著書や参考文献の紹介です。

戻ります。

テニスというドラマ

 今から100年前・アテネで開催されたオリンピック。この間、優れたプレイヤーが数々のドラマを生み出してきた。トッププレイヤーは、技術、体力だけか優れているわけではない。『眼』も重要な役割を果たしている。なかでもテニスは、眼を酷使するスホーツの一つだといわれている。たとえば、テニスのサーブ。ツイスト、ホップ、スピンなど回転のかかったサープを打ち、しかもポールにスピードを乗せるプレイヤーは、ショットに肩と体をのせなければならない。サーブは一瞬の行為だ。だが、手から離れたポールをラケットの望ましい位置で打つという一連の動作をスムーズに行なうには、視覚システムが運動システムをリードしていなけれはならない。そこには筋力でもなく、精神カでもない運動競技カがある。それを視覚機能に求めたのが「スホーツビジョン」だ。
 
 テニスは、相手のミスを誘うゲームである。ミスの大半は、プレイヤーか走ってショットを打たざるを得なかったときに発生する。走っているときはポールの位置やスピードに対する判断力が鈍り、視覚機能が落ちるからである。プレイヤーは、常にポールから眼を離さずに相手の動きや位置を追跡する。インパクトの瞬間より前にポールから眼を離すと、眼から体への指示がわずかに遅れてしまう。これがミスの原因だ。相手より少しでも長くポールを見ることができれば、勝利は限りなく近づく。このときの「見る」能力はスポーツビジョンの範疇である。

 こうして誕生する数々のドラマ。その感動的なシーンの一つひとつを、払たちは眼にやきつけているのである。

 

index_pageへ戻ります。

メガネとコンタクトレンズについて

子どもの目についてのページです。

このページです。

質問やメッセージを書き込んでください。

著書や参考文献の紹介です。

戻ります。
●スポーツにおける目の重要性とは?
 

選手の目に優劣はあるのでしょうか。また、競技成績から選手の目の優劣を評価できるのでしょうか。目には視力・色覚・調節力・深視力・両眼視機能・視野・光覚など多くの機能があります。 スポーツのようにさまざまな場面が次々と連続して変わる場合は、選手の目は短時間に連続してこれらの機能を使って働いていると思われますが、これらの働きをとらえることは現在のところ十分にはできていません。また、競技成績は、経験や知識、身体や精神的な要因、運など多くの要因が絡み合った結果だと考えられます。したがって、選手の目の優劣をつけることや競技の成績から選手の目の優劣を評価することもむずかしいように思われます。

それでは、目が優れている選手は優秀な成績を残しているのでしょうか。

 多くのスポーツ選手を見させていただいた経験では、優秀な成績を残している選手が必ずしも優れた目を持ってはいませんでした。それどころか優秀な成績を残した選手のなかには、医学的に目の機能が一般の人よりも劣る選手もいらして、優秀な成績の原因がその選手の目の優秀さによるものだとは思えませんでした。目はスポーツにおいて重要な役割をしていますが、競技成績は目の優秀さで決定されるのではなく、その選手が持つ総合的な能力によって決定されるものだと思われます。

 

 

 また、選手のなかには目の機能が劣っていても他の要素でそれを補って優秀な成績を残している人も多数いることから、目の機能が劣っている選手もあきらめずにスポーツをすることをお勧めします。
たしかに、目はスポーツにおいて重要ですが、あきらかな視力低下をのぞき、目は競技成績を決定的にするものではなく、それを導く要素の一つと考えるのが現在のところ妥当ではないでしょうか。そして、スポーツにおける目の重要性を正しく評価するには、今後多くの分野からの科学的な研究やデータが必要だと思います。

index_pageへ戻ります。

メガネとコンタクトレンズについて

子どもの目についてのページです。

このページです。

質問やメッセージを書き込んでください。

著書や参考文献の紹介です。

戻ります。
●眼科メディカルチェックの必要性について

 最近、スポーツ界では身体のメディカルチェックやコンディショニングの必要性が認められ、多くのチームや選手が実施しています。しかし、身体の一部である目についてはなぜかあまり注意が向けられていません。

 選手がプレー中に情報をしっかりと取り入れるためには、目は正常に働くことが必要です。そのためには、ふだんから指導者や選手自身が目の状態を知っておくことが重要です。

 また、スポーツによっては目を傷害する機会が多いものもあります。スポーツによる目の傷害は頭頸部への受傷で高頻度に起こり、しかも後遺症も多いことが特徴とされています。しかし、目の傷害で怖いのは起こる頻度もさることながら、受傷後にリハビリテーションをしにくいために機能の回復があまり期待できず、後遺症がひどいと競技だけでなく日常生活でも重大なハンディとなる危険性が高いことです。にもかかわらず、選手のなかには目に無関心なものも多く、練習や試合で目に異常を感じてもあまり気にせず競技を続ける選手もみうけられます。

 このようなことより、選手の目のメディカルチェックを実施して、選手の目の状態を把握するだけでなく、目の異常も早期に発見して病気の予防や治療にも役立てるようにすることが必要であると思われます。

 しかし、現在のところ一部の選手やチームを除き、眼科メディカルチェックはほとんど行われていません。指導者の方々は、選手の目の健康状態を身体と同じように正しく把握し、快適な状態に管理することが必要なのではないでしょうか。

 

 

index_pageへ戻ります。

メガネとコンタクトレンズについて

子どもの目についてのページです。

このページです。

質問やメッセージを書き込んでください。

著書や参考文献の紹介です。

戻ります。

 

●スポーツ現場への提案

 ふだんの生活では、私たちは情報の約80%を目から取り入れているといわれています。したがって、目は情報を取り入れる最も重要な器官と考えられますが、特にスポーツでは、選手は瞬時にボール・標的・周囲などの状況を見て体を動かしているために、目の重要性は高まるように思われます。

 しかし、現在のところわが国では目の重要性について気づかれている選手や指導者が少ないために、スポーツにおける選手の目の保護や管理がおろそかにされており、またその能力の評価も十分であるとはいえない状況です。

 私は眼科医の立場から「眼とスポーツ」の関わりに興味を持ち、当院で多くの選手のスポーツにおけるさまざまな目の問題を解決して目の管理をしてきたところ、選手のけがを防ぐだけでなく競技成績も向上することにつながりました。

 したがって、選手が良い成績を残すためには今まで行われてきた身体やメンタルの管理だけでは不十分で、スポーツを前提とした専門的な目の管理が必要だと思います。

 当眼科ではこのような考えに基づき、スポーツで必要な目の機能を測定する設備を整え、スポーツ選手の医学的な目の評価および管理を行い、選手がスポーツ現場でよりよいスポーツ能力を発揮できるようにサポートしています。